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●メニュー
(昼食:6,000円の大黒コース)
枝豆、栗、柿、イカ塩辛、つけ物3種、サザエ煮、酢の物(コハダ、エビ、キュウリ)、ムツの煮物、天ぷら(ナス、シソ、かき揚げ)、刺身、そば、茶碗蒸し、シャーベットにアンズの季節のデザート、食前酒(びわ酒)、ごはん、お吸い物。
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当たり前!&
当たり前じゃつまらない?!
当たり前!編
「旅館でもホテルでも料理はみんな同じ。経験したことあるでしょ?」ご主人の鈴木さんが語ってくれました。おっと、その前にシチュエーションを説明しとかなきゃね。
宿で一番南、海の見える1階の部屋。庭には灯籠と盆栽が芝生の上に。快晴で開け放たれた障子の間から陽光が差し込んで部屋半分に日だまりが…。お膳にはお茶がのる。「天ぷらがあって、マグロの刺身、それから鍋物、お新香…。なぜそういう判で押したようなメニューばかりなのか、分かります?宿泊客を大量にさばくには、そうするしかないからなんです。 例えば刺身。何百人というお客さんの夕食に間に合わせるには正午くらいから切って冷蔵庫にラップをかけて保存しとかなきゃ。それじゃ旨くないはず。旅行に行ったら、その土地のものを食べさせてくれないとね。地元産品でもてなす、これ当たり前!のことなんです。」
昼食が並べられました。数えて見たら全部で16品!。大皿に盛られた刺身がひときわ豪華。船盛りみたいだから「これ特別注文してない」なんてあわてる客も珍しくない、とか。1日4組に限定しているため、お客が席に着いてから包丁を入れる、これももてなしの心。身は厚く、ぷるぷる!!
アワビ、サザエ、ワラサ、黒ムツ。見た目?万円もしそうな刺身がなぜ?実はご主人、三代目を継ぐ前に地元の小浦漁協に勤めていて、苦労しながら10年も頑張ったものだから、つまり「顔」なんだそうです。フンフン、なるほどねェ?。だからこの予算でできるんだ!
変わったところでは、ソバとウドン、ソウメンを組み合わせた麺、露天風呂と同じ名前の「影向(ようごう)」という吟醸酒は、宿で地酒を楽しみたい人のために醸造されました。そのほかの料理も人のぬくもりを感じさせる味付け、季節の小物なども配されていて、食べながら歓待されていることを感じるのです。これ本当!!
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